イシダは、計量機はもとより、包装機や検査機器を柱に、食品製造現場で製品の搬送から計量、包装、検査、箱詰めまでを一社でサポートするワンストップソリューションに強みを見せる。中でも安全・安心をサポートする検査機器は国内トップクラスで、X線を照射して異物の有無を高精度に検査する「X線検査装置」は日々進化を続けている。

　特にデュアルエナジーセンサー搭載の「IX-G2」シリーズの最新機種は、新型センサー搭載により商品に含まれる異物を高感度に検出。画像処理技術を改良したことで、低密度異物の検出感度が向上し、誤検出の低減を可能にした。結果、商品の品質向上とともに、クレームが削減。無駄な排出品も減らして歩留まりが良くなり、生産性向上を実現した。

リーク検査機「Ishida-Airscan」は
全数検査を自動化

　一方、炭酸ガスを封入したガス置換包装品を対象に、シール不良やピンホールのある商品を検査するリーク検査機「Ishida-Airscan」は、商品の全数検査の自動化を可能にする。人手の作業と比較し、格段に効率的で高精度な検査が可能。さらに市場へ不良品が流出するリスクを削減し、クレーム発生によるブランドイメージ低下を防止するメリットがある。