計測・分析・検査
RGBのLEDバックライトで
多彩な混入異物を目視判別
「SUMCON-MJ」

「SUMCON-MJ」の3機種。左からコンベヤタイプ、テーブルタイプ、スタンドタイプ

カット野菜の検品例

 サムテック・イノベーションズの「SUMCON-MJ」(物品検査装置として日本、台湾、米国で特許取得)は、バックライトの光源に高照度の白色LEDと、任意に細かい調整が可能なRGB(赤・緑・青)のLEDを採用した検品用コンベヤだ。食品に混入している毛髪や虫、プラスチック片、金属類などの多彩な異物を目視判別しやすくなる。
 高照度LED(8000~1万5000ルクス、特注仕様は2万~5万ルクス)の強烈な光による背面照射は、食品を透けやすくする効果があり、その裏側に潜む異物まであらわにする。一方、赤・緑・青の光を任意の照度で組み合わせることができるRGBのLEDは、当てる光の色により食品や異物の透過度に違いが出ることを利用して、異物を発見しやすくする。例えば、むきえびでは、むき身とは光の透過度が異なる殻が残っていることが把握でき、魚の切り身については、抜き残した骨が浮き上がって見える。高照度LEDを採用しているが、光のむらやちらつきがなく、作業者の目に負担がかからない光源となっている。
 今後は手術や細胞診断などの医療分野、工業分野での応用製品開発、また海外への展開も予定している。
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