温度データロガー「おんどとり TR4シリーズ」は、Bluetooth4.1（Bluetooth Low Energy）機能が付いたスマートフォンやタブレットがあれば、専用アプリでどこにいても簡単にデータ収集・グラフ表示ができる温度管理ツールだ。モバイル端末に専用のアプリをインストールし、Bluetooth機能をONにすれば、事前登録不要で端末が通信可能範囲内に設置されているデータロガーを自動検知。データ収集用の専用機を用意することなく、モバイル端末で直接データ収集やグラフ表示などができる。データ吸い上げ用のアプリは最大1000台までの自動吸い上げが可能なため、通信可能な範囲内の現場に多くのデータロガーを設置している場合は特に便利だ。吸い上げたデータはモバイル端末を介してティアンドデイが提供する無料クラウドサービス「Web Storage」に自動転送・一括保管されるため、データの一元管理が可能。また、通信環境があれば、アクセス権限者は端末の種類を問わず、いつでもどこでもデータのモニタリングや活用ができる。

3機種をラインアップ

　同シリーズは測定する温度帯や用途に合わせ、次の3機種が用意されている。
TR41（温度1ch、防水）▶サーミスタセンサー内蔵、温度測定範囲はー40～80℃、9800円（税別）
TR42（温度1ch、防水）▶サーミスタセンサー外付け、温度測定範囲はー60～155℃、1万2800円（税別）
TR45（温度1ch）▶①センサーは熱電対K、J、T、S、Pt100/Pt1000、温度測定範囲はー199～1700℃、1万2800円（税別）