トムラソーティングの「NIMBUS 光学式自動選別機」は、同社独自のレーザー端末により効果的に異物を検出する能力と、カメラにより落下中の変色品や形状・寸法が異常な製品を検出・排除する能力を兼ね備えた、次世代型の自由落下式選別装置。ナッツ類や野菜、フルーツ、IQF(バラ凍結)野菜・フルーツ、ドライフルーツなど、さまざまな食材の選別に対応する。従来のレーザー検知技術に加え、選別対象製品に固有の特徴を生物学的な特性として検知し識別するハイスペクトルカメラの装備も可能だ。除去装置のエアガンユニットを、歩留まり量の制御と生産性を考え、選別対象に合わせて前方または後方に装備できるのも注目すべき特徴で、高いフレキシビリティーで多様なニーズに応える。またオプションのフレックスソートモジュールを使用すれば、製品ごとのドラム交換が不要になり、製品切り替え時間を短縮できる。
機械幅が2133mmの「NIMBUS 640」と、同3010mmの「NIMBUS 1200」の2機種が用意されている。
機械幅が2133mmの「NIMBUS 640」と、同3010mmの「NIMBUS 1200」の2機種が用意されている。