現場力の強化と収益向上の講座｜第１回

トラブル防止のための
問題発見と改善

　食品工場が共通して抱える悩みについて、潜在的な問題（トラブルの原因）を発見するためのポイントと再発防止のための改善を事例で紹介します。また、演習を交えた体験的な学習で、より理解度を深めることを目指します。

◆問題点を見つけ出すポイントと具体的な改善について、事例で紹介するとともに、
　モデル事例を題材にして問題点を見つけ出す演習を行ないます。
◆生産委託先の工場点検と効果的な改善指導について事例で紹介します。

１．食品工場が共通して抱える悩みを「経営資源」を切り口として考える

人　：人材不足、キーパーソンが育てられない
設備：老朽化した設備のため、衛生的な環境での物づくりができない
資金：資金力が弱いため、施設・設備の整備や人材確保が難しい
情報：組織のマネジメントに必要とされる情報が不足している

２．製造現場に潜む問題点をどのように顕在化するか

・製造過程の問題点発見のポイントとその事例
・真の原因の究明による再発防止
・問題発見の演習（トラブル発生のモデル事例から問題点を見つけ出す）

３．どのように改善指導を行なえばよいか

・従業員のモチベーション向上のための取り組み（仕掛け）
・製造工程の作業改善による品質と生産性の向上
・生産委託先の工場点検指導で成果を上げるための重要なポイント
・「食の安心」を担保するための工程管理基準の見直し
・製造現場のキーパーソンをどのようにして育てるか
・ケアレスミスを防止するための作業の標準化と作業手順書の作成（演習）
・食品安全マネジメントシステムを形骸化せず機能させるために

講師
新宮和裕氏	チームみらい技術士事務所代表／日本食糧新聞社技術顧問

	食品工場への ISO22000 の導入・定着の取り組みや技術士として工程改善を指導した経験を多数お持ちです。現在、ISO22000 専門委員会の委員を務めるとともに、「HACCP 実践のポイント」（日本規格協会）等、HACCP や一般的衛生管理（PRP）に関わる著書があります。

【お問合せ・お申込み先】 日本食糧新聞社　事業本部　担当：合志（ゴウシ）
TEL:03-3537-1310／ FAX:03-3537-1071　school@nissyoku.co.jp
東京都中央区八丁堀2丁目14番4号　ヤブ原ビル7階　〒104-0032

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