現場力の強化と収益向上の講座|第3回

現場力の強化と収益向上の講座
効率的・効果的な
衛生管理のポイント
 食品工場において、日常の衛生管理がきちんと実施されているかどうかチェックするためには、食品を製造するときの危害要因について正しく理解するとともに、現場から日々あがってくるデータを的確に考察する能力が必要とされます。このテーマでは、まず、衛生管理において最も重要な危害要因である微生物について、その特性に合わせた汚染防止について詳説し、さらに演習により理解度を高めるようにします。次いで、これまでにも質問や問い合わせの多かった洗浄・殺菌剤の適切な使用方法、および防虫対策のポイントについて、事例紹介を交えながらわかりやすく説明します。

1.製造工程での微生物汚染対策

①有害微生物の特性と防御策について、ポイントをおさらいする
②実際の汚染問題について、効果的な解決方法を考える(事例紹介)
③微生物検査の特性と検査結果の有効利用について考える
④問題の発見と対策の実施について(グループ演習)

2.洗浄・殺菌剤の特性と適切な使用方法

①洗浄・殺菌工程のチェックポイントを確認する
②効果的な洗浄・殺菌を行なうための薬剤の特性と選択のポイントを確認する
③拭き取り検査による清浄度のチェック、効果的で迅速に行なう方法について(事例紹介)

3.現場における効果的な防虫対策

①有害昆虫類の性状を念頭に入れた防虫対策のポイントを確認する
②現場における防虫対策について(事例紹介)
講師紹介
丸山純一氏
新潟食料農業大学 食料産業学部 食料産業学科 フードコース長・教授
  食品メーカーの食品安全センターにおいて国内外の食品工場の衛生管理指導や検査業務に携わってきた食品衛生の専門家です。2018年4月、新潟食料農業大学 食料産業学部 食料産業学科 フードコース長・教授に就任し、食品安全領域の研究・教育活動に携わっておられます。
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