現場力の強化と収益向上の講座|第4回

現場力の強化と収益向上の講座
原価管理による収益性向上
 企業では収益をいかにして効率的に上げることができるかが、大きな課題となります。その解決のためには適切な商品政策による事業運営が必須であり、その管理指標として原価管理による製造経費と製造利益の管理が重要となります。このテーマでは、原価管理を適切に行なうために要する基礎知識と管理をどのように実践すればよいか、管理の事例や原価計算の演習を交えて学びます。

Ⅰ.原価管理の基礎知識

1.儲けるための原価管理
2.原価管理の基礎知識
 ①原価の構成:原価はどのような経費で構成されているか
 ②付加価値と限界利益:限界利益でみる収益性の判断
 ③損益分岐点:収益の状況をみる指標として活用

Ⅱ.原価管理の仕組みづくり

1.情報(データ)の収集
 ①原価計算に要する経費のデータを適切にインプットするには
 ②管理データのまとめ方
2.情報(データ)からの管理指標の算出(演習)
 ①限界利益額と率
 ②損益分岐点額と率
 ③目標とする利益を得るために必要とする売上高は?

Ⅲ.収益を向上させるためには (シミュレーションで分析)

1.損益分岐点と生産性の指標(能率・歩留・稼働率)との関係
2.収益性の判断とその推定原因(事例紹介)
 ①限界利益から製品の収益性の良否を判断する
 ②損益分岐点から生産工場の収益性の状況を判断する
 ③商品特性による収益確保のための施策
講師紹介
新宮和裕氏
チームみらい技術士事務所 代表/日本食糧新聞社 技術顧問
  食品工場への ISO22000 の導入・定着の取り組みや技術士として工程改善を指導した経験を多数お持ちです。現在、ISO22000 専門委員会の委員を務めるとともに、「HACCP 実践のポイント」(日本規格協会)等、HACCP や一般的衛生管理(PRP)に関わる著書があります。
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TEL:03-3537-1310/ FAX:03-3537-1071 school@nissyoku.co.jp
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