第12回日食優秀食品機械資材・素材賞

平成21年度 第12回日食優秀食品機械資材・素材賞

受賞製品・企業一覧(部門別・50音順)


<機械部門>

鮮度を損なわないCAS機能付き急速凍結システム(株)アビー
■選考理由■
CAS(セル・アライブ・システム)機能を付与した急速凍結装置で食材を凍結し、解凍後も生と変わらない鮮度で保存できる技術。食品の長期保存や再生医療分野で実績多数。地場の食材を全国に流通させることが可能で、国内の一次産業活性化にも貢献

レオニーダーαシリーズ(株)カジワラ
■選考理由■
「なでつけ」と「かきとり」を交互に繰り返す独自のかくはん(特許取得済)により、食材をほぐしながら共回りさせることなく混合し、焦げやすい食材でも焦げの心配がない。製品の品質向上と安定、歩留まり向上、生産・清掃時間の大幅短縮を実現させた

超小型シャリ玉ロボット「SSN-FLA/FRA」鈴茂器工(株)
■選考理由■
従来機に比べコンパクトで軽量設計。独自の制御方式でシャリ玉をつぶさず、ふんわりソフトに成形する。操作部は液晶タッチパネル方式で、操作性を向上し見やすく分かりやすくした。機械の部品点数を約30%減らしシンプル構造で、サニタリー性、洗浄性を向上させた

新規用途米粉製粉システム「お米からパン・麺ができました」(株)西村機械製作所
■選考理由■
創業76年にわたって「米粉製粉」に携わり、米粉用気流粉砕機スーパーパウダーミルを開発し新規用途米粉(微細粒粉・でんぷん損傷の少ない・一定水分値の米粉)として洗米、浸漬(しんせき)、粉砕、乾燥、混合工程を湿式ハイブリッドシステムとして完成させ、米粉食品の普及推進に功績を収めた

生産ライン映像記録システム「食レコ」日立造船(株)

■選考理由■
商品を映像と数値データで記録・管理する食品業界向け生産ライン映像記録システム。最大で4430万個の製品、526日の製造・作業状況が記録可能。出荷後のトレースバックや不良品の出荷防止に効果的。目に見えるリスク管理で企業防衛(フードディフェンス)を実現する

システムデポリー エボリューションⅡ(株)マスダック
■選考理由■
菓子づくりに必要な充てん機・成型機をユニット化。組み合わせによりオリジナルの生産システムが構築できる。ユニットや付属機器の選択で汎用性が高い。安全・衛生面に配慮したシンプル構造で清掃もしやすく、生産能力も従来機比で80%向上している


<素材部門>

異性化液糖「ハイフラクトM」日本コーンスターチ(株)
■選考理由■
世界初、モンドセレクション金賞受賞の異性化液糖。HACCP認定工場で生産、高い品質と安全性に定評がある。果糖55%以上、ブドウ糖約40%で組成される甘味料で、甘みが口中に残りにくく、低温下で甘みが増し、高い保湿性があることなどから、清涼飲料、冷菓など食品に幅広く使用されている

アマニシリーズ ローストアマニとアマニ油日本製粉(株)
■選考理由■
“n-3系脂肪酸”や“食物繊維”“リグナン”を豊富に含み、その高い栄養価で注目を集めるアマニをおいしく加工した商品群。厳選した原料を香ばしくローストした『粒』『粉末』、さらりと食べやすく仕上げた『油』を中心に、業務用・家庭用商品として展開

ボニザイムVマルトモ(株)
■選考理由■
5種類の風味原料(鰹節、宗田鰹節、イワシ煮干し、鯖節、飛魚煮干し)を2種類の酵素で分解したペプチド系液体調味料。アミノ酸とペプチドをバランス良く含有しており、うまみとコクみの付与に力を発揮。さまざまな調味料のベースとして利用可能

ローズヒップポリフェノールエキス森下仁丹(株)
■選考理由■
南米チリ原産の野生バラの果実内の種子から抽出したエキスに内臓脂肪や骨格筋の脂肪の蓄積量を低下させる活性を見いだし、ダイエット補助食品用素材やメタボ対策食品素材として開発。エビデンスが明らかで安全であり、人々の健康に重要な意味を持つ肥満対応機能性食品として広範な応用が期待される


<資材部門>

該当製品なし

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