設備機器・技術・部品
食品や味材の付着を効果的に防げる表面処理
「JCコート」

「JCコート」の施工例(右側が処理済)

撥油性の比較(右が処理済)

「JCコート」は、電子部品の表面処理加工や金属加工品製造などを手掛ける太陽誘電ケミカルテクノロジーが開発した表面処理。食品機械・器具のパーツにこの処理を施すことで、食品や味材の付着を効果的に防げるようになり、メンテナンスや清掃・洗浄の省力化、生産効率のアップが期待できる。
 
ベースとなっているのはDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティング。金属表面に非常に硬いナノレベルの薄膜を作る技術で、金属表面が高硬度になるほか、潤滑性、耐摩耗性、化学的安定性、表面平滑性、離型性などの効果が得られる。これに独自技術で撥水性と撥油性の機能を付与したのが、JCコートだ。
 
 
実用例としては、食品工場の計量機のトラフやシュート、バケット、テーブル(計量誤差発生防止とパーツの防汚性・洗浄性向上の効果)、梱包用テープカット刃(テープ粘着剤の付着防止・チョコ停防止の効果)などで広く実績があり、搬送ライン向けでは粉や調味液などの付着抑制、防汚性・洗浄性の向上、スライサーの刃先では耐久性・洗浄性の向上、ふるい用のメッシュでは目詰まり抑制などの効果が得られ、作業時間の短縮につながっている。
 
食品業界で水や油、汚れなどをはじくためのコーティングで採用されてきた従来のフッ素樹脂コーティングでは、一度傷が入ると剥がれやすく異物混入のリスクが高いという課題があった。これに対してJCコートは、傷が入っても剥がれが広がらず異物混入リスクが低減できるとして、引き合いが急増しているという。
 

「食品製造の現場で選ばれている
 コーティング JCコートとは?」

「ポテトチップス(コンソメ)搬送性の
 比較」

「テープカットによる防汚性比較」

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